【意味がない?!】SEO検定1級合格 体験談|実務経験ゼロの趣味ブログ運営者が取得
新しい公式テキスト「2025・2026年度版」が出版されます。
出版にともない2025年1月から実施される試験の出題範囲が変更されます。
「2022・2023年度版 公式テキスト」で学習されていた方は出題範囲変更前の2024年12月実施分(新旧テキストの共通部分から出題)の受験申込みはお早めに…。変更点は公式サイトも併せてご確認ください。(引用元:試験概要🔗)
\ 申込みはこちら /
SEO協会公式サイト >
この記事ではSEO検定1級取得のための勉強方法(勉強のコツ)や良い点・悪い点などを紹介します。
- SEO検定を受験しようか迷っている人
- SEO検定のおすすめの勉強方法が知りたい人
- SEO検定って意味があるの?と思っている人
実務経験なし、個人趣味ブログ運営者の私がいきなり1級を受験し合格できました。個人ブログの運営が約2年半の時(2024年1月合格)です。SEO検定は 即効性のある資格ではありません が 有益な資格 であることは間違いありません。
SEO検定を知っていろいろ施策を行っていたころの検索パフォーマンスの一部画像です。すべてがSEO検定のおかげというの訳ではないかもしれませんが、一役買ってくれているとは思います。受験したのが「2024年1月22日」です。
実際の「検索パフォーマンス」の一部
インターネットで「SEO検定」を検索すると「意味がない」といったネガティブな情報も見受けられますが、私はこの資格を取得してよかったと感じています。
実務経験なし SEO検定1級取得 体験談
実務経験なし、個人趣味ブログ運営者の私が合格できました。
おおよその勉強時間は下記の通りです。
約50時間(※)
※ : 公式問題集を解く、公式テキストを読むといったSEO検定のためだけに使ったおおよその時間です。試験前日はラストスパートで4時間程度勉強しました
勉強期間と1日当たりの時間は下記の通りです。
期間 | 約2ヶ月 |
時間/1日 | 最大1時間 |
大きな声では言えませんが、私のスペックとして最終学歴は無名大学の商学部卒業。IT系の資格は「ITパスポート」を持っているレベル。簿記が得意だった文系人間。
SEOに関係がある点とすれば趣味のブログを1つ運営(2024年7月時点で3年運営)しているのみです。実務経験(ライター、マーケテイング関連、SEO関連)はなしです。
勉強時間として約50時間と記載しましたが、それ以外の知識吸収の場として、ブログ開設当初(2021年6月開設)からYouTubeでブログネタを取り上げているチャンネルを観ていました。一番視聴していたのは『なかじさんのチャンネル「Web職TV🔗」』です。そちらで、無意識のうちに知識は増えていたのかもしれません。
当時は今ほどAIがテーマになっていなかったため、ブログに関する発信(SEOに関する情報、ブログ診断等)がメインだったと記憶しています。
SEO検定を知ったころから、SEO協会代表理事の鈴木将司さんのチャンネル(鈴木将司のウェブマスターCHANNEL🔗)も視聴しています。
この記事と同じようなSEO検定合格体験談を記事にされている方から比較すると勉強時間がだいぶ長いようですが、なんとか独学で合格することができました(皆さん優秀過ぎます。15~20時間の方とかもいて、凄すぎます……)。
SEO検定とは?
SEO検定は一般社団法人全日本SEO協会が開催している資格試験です。
検定試験の目的
SEO技術を体系的に学び、クライアントや企業内の経営陣に対して説明可能なSEO対策(知識)の習得ができます。
SEOに力を入れている企業への就職や、自社サイトのSEO対策に役立てることが可能な検定試験です。
受験資格(いきなり1級もあり?)
受験資格は特になく、誰でも受験可能です。1級から4級までのグレード分けされており、いきなり1級を受けることも可能です。
試験方式
試験は4択のマークシート式で、60分間で80問の問題が出題されます。
試験範囲
1級の試験には2級、3級、4級のテキストの内容も含まれます。
1級の範囲(2024年12月末まで実施分)
- モバイルSEO
- ASOとアプリマーケティング
- ローカルSEO
- Googleアップデート
- 検索順位の復旧方法
- SEOの未来
1級の範囲(2025年1月以降実施分)
2025年1月以降実施分は試験範囲が変更(下記の項目)となります。ご注意ください。
- モバイルSEO
- ローカルSEOとMEO
- Google検索ランキングシステム
- インデックスの促進方法
- 検索順位の復旧方法
- 生成AIを使ったSEO
- SEOを取り巻く環境の変化とその未来
- 「モバイルSEO」対策の重要性
- 「モバイルSEO」という章があります。個人的には非常に有効(重要)な章だと考えています。
理由として私の運営している個人趣味ブログのアクセスは約7割近くの方がモバイルからのアクセスです。
今後もこの傾向は変わらないと思うので引き続きモバイルの対策は行っていきたいと考えています。
簡単な例として一例。
ブログの作成はパソコンで行っていますが、確認は必ずスマートフォンでも行います。
理由としてパソコンで閲覧しやすいと感じても、スマートフォンで閲覧すると変なところで改行されてしまっていたり、画像が小さすぎて見えなかったりすることを確認できるからです。
このような積み重ねが 「ユーザー満足度アップ → 滞在時間が伸びる → 検索順位アップ」になると思うからです。
2級の範囲
- コンテンツ資産の構築
- 外部リンク対策
- トラフィック要因の重要性
- ソーシャルメディア対策
- アクセス解析と競合調査
3級の範囲
- 検索キーワードの需要調査
- 検索キーワードのパターンと目標設定
- 上位表示するページ構造
- 上位表示するキーワード出現頻度
- 上位表示するサイト内リンク構造
- 構造化データ
4級の範囲
- Webと検索エンジンの仕組み
- Googleの特徴
- SEOの意義と情報源
- 企画・人気要素
- 内部要素
- 外部要素
合格率
「合格率が高い = 簡単」、「合格率が低い = 難しい」とはなりませんが合格率は下降傾向にあるようです。
年度 | 1級 | 2級 | 3級 | 4級 | 全級平均 |
2023年度 | 64% | 69% | 70% | 69% | 68% |
2022年度 | 65% | 68% | 71% | 72% | 69% |
2021年度 | 70% | 63% | 68% | 81% | 70% |
2020年度 | 77% | 87% | 77% | 89% | 81% |
2019年度 | 81% | 84% | 78% | 86% | 82% |
過去の合格率 引用:全日本SEO協会・試験情報🔗
比較的合格率の高い今がねらい目なのかもしれません。
受験料
受験料(税別)は下記の通りです。
級 | 受験料 |
---|---|
1級 | 8,000円 |
2級 | 6,000円 |
3級 | 5,000円 |
4級 | 5,000円 |
試験日程・開催場所
下記の会場で開催されています。
- 札幌
- 仙台
- 東京
- 横浜
- 新潟
- 名古屋
- 京都
- 大阪
- 神戸
- 広島
- 福岡
- 那覇
開催日が会場により異なりますので詳細は公式サイトでご確認ください。
申込み・テキストはこちら
SEO検定は意味がない?
インターネットで「SEO検定」を検索すると「意味がない」といったニュアンスの検索結果を目にすることがあります。どうしてでしょうか。
SEO検定が「意味がない」と言われるおもな理由は下記であると私は考えています。
- 合格しなくてもSEO対策は可能である(可能で”は”ある)ため
- 合格しても何かが劇的に変わるものではないため
- SEO対策の良し悪しは流動的かつブラックボックスで推測の域を脱しないため
しかし、私はSEO検定は「意味がある」と思っています。
SEO検定が「意味がある」と思う理由
SEO検定に合格していなくてもSEO対策を行うことは可能です。しかし、効率よくできるか というと話が違ってきます。
SEO検定で学ぶ知識はSEO対策を行う上での基本的な考え方となりますが、実際にWebサイトに対策を適用し、効果を測定し、その結果を見て、また調整するプロセスを繰り返す(いわゆる”PDCA”を繰り返す)ことで、ゆっくり成果として出てきます。
SEO検定に合格したからといってSEO対策の結果が劇的に変わるものではありません。SEO対策は”ゆっくり”と成果が現れてくるものです。
この”ゆっくり”というものが最大の敵で「合格したらうまくいくよね?」という感覚が心のどこかにあるのだと思います(わかります、その気持ち)。
「即効性のある資格ではない = 意味がない」と勘違いされているのではないかと思います。
これまで記載した通り、SEO対策を施してもすぐに成果が出ることはそうそうありませんが、ある決められた期間にSEOの「基本的な知識がある人」と「基本的な知識のない人」がそれぞれ異なる対策を行った場合、うまくいく確率が高いのはどちらでしょうか。
1つ目の対策があまり効果が出なかったとしても、次はこの対策、次はこの対策、と行う対策の優先順位の付け方から変わってくるはずです。
そして、質のいい対策は成功する可能性が高まります。SEOの基本的な知識が構築されていれば、思いつく対策時点で質の高いものになってくるはずです。
これらの理由からSEO検定はうまくいく確率を高めてくれる ”意味のある検定試験である” と考えています。
”学び” すべてに共通することですが、資格取得も資格を取ることが目的ではなく、資格取得で学んだことをどう生かすか が重要です。
SEOに限らず ”基本的な知識 + 経験による知識(テクニック等)” によりものごとはスムーズに進んでいきます。
基本的な知識があっての応用 です。SEO検定は一番重要な ”SEOの基本” を学ばせてくれる意味のある検定試験です。
SEO検定の良い点・悪い点
良い点
SEO検定の良いと感じたところです。
SEOの知識を体系的に学べる
検定の勉強を通じて、SEO検定ではSEO対策を行う上で基礎的な知識を体系的に学ぶことができます。
知識の証明ができる
SEOに関する知識を一定レベルで保持していることを公式に証明ができます。これによりビジネスであればクライアントへの信頼が高まるでしょう。
私のように個人ブログ運営者の場合、直接アピールする機会がないためこの項目には当てはまりませんが、読者に自分のブログを効率的にアピールできる可能性が高まります。
キャリアの発展性が高まる
SEOの知識とスキルがあることを証明することで就職や転職の際に有利になることがあります。
他の方の記事等を見ていると役立てている方が多くいらっしゃるようです。特に、Webマーケティング関連の職種、Webライターではプラスポイントとなることがあるようです。
業務・作業効率化が期待できる
SEOの正しい知識を持つことで、サイト運営を効率的に行うことができます。知識がない時よりも成果をより早く実感することができる可能性が高まります。
SEO協会の公式サイトから被リンクがもらえる
Webサイトに被リンクをもらうことは、SEO対策において非常に重要です。合格するとSEO協会の公式サイトに合格者プロフィールを掲載してもらうことができます。
悪い点
続いて悪い点。”ちょっとなぁ……” と思ったところも含めて記載します。
SEOの結果に直結はしない
これまでに記載してきた通り、検定試験に受かったからといってSEOの結果が劇的に変わることはありません。理由としてSEOの中身はブラックボックスで推測の域を脱しないためです。そのため「SEOの知識がある ≠ SEOで結果が出せる」となってしまうのがツライところではあります。
SEOで成功するためには検定試験で基礎的な知識を得て、その知識をもとに質の高いSEO対策(PDCAを繰り返す)を行し、その時にあった対策を見つけていくしかありません。
テキスト・問題集の情報が少し古い?
私が受験したのは2024年1月ですが、公式テキスト・公式問題集共に「2022・2023年版」です。内容は大きく変わらないのかもしれませんが、”最新の情報ではない?” という印象を受けてしまうのも事実です。
検定試験はいろいろな手順を踏んで行われるため、どうしてもタイムラグはできてしまうのも致し方ないとも思います。
毎年出版される資格試験の本もあり、どこまで最新を追う必要があるか、販売数を増やしたいがための毎年発行する、という営業的な側面もあるので何とも言えないところではあります。
まもなく、新しい「公式テキスト 2025・2026年度版」(2024年8月発売)・「公式問題集 2025・2026年度版」(2024年9月発売)が発売されるようです。
公式テキスト最新版の出版にともない 出題範囲が変更 になります。
- 1級公式テキスト2022・2023年版 の全章の全ページ
- 2級公式テキスト2022・2023年版 の全章の全ページ
- 3級公式テキスト2022・2023年版 の全章の全ページ
- 4級公式テキスト2022・2023年版 の全章の全ページ
及び
- 1級公式テキスト2025・2026年版 の全章の全ページ
- 2級公式テキスト2025・2026年版 の全章の全ページ
- 3級公式テキスト2025・2026年版 の全章の全ページ
- 4級公式テキスト2025・2026年版 の全章の全ページ
の中で解説されている共通部分です。
- 1級公式テキスト2025・2026年版 全章の全ページ
- 2級公式テキスト2025・2026年版 全章の全ページ
- 3級公式テキスト2025・2026年版 全章の全ページ
- 4級公式テキスト2025・2026年版 全章の全ページ
2024年9月末までに開催されるSEO検定1級の検定試験の試験範囲はこれまでと同様に「2022・2023年版」の公式テキストが範囲となります。
「2022・2023年度版 公式テキスト」で学習されていた方は出題範囲が変わってしまいます。変更前の2024年9月までの受験申込みをお早めに…。
申込み・テキストはこちら
公式問題集が使いにくい
公式問題集が使いにくいと感じました。下の画像がイメージなのですが、左側(黒枠)が問題で右側(赤枠)が解答です。
公式問題集イメージ
解答側を紙等で隠しながら問題を解く必要があります。好みの問題なのですが「解答が1ページめくって、次のページ(裏側)にあれば隠しながら解く必要がないのにな…」と思いました。「解答がすぐに見れていい!」という考え方もあるとは思いますが、(電車等で)椅子に座って勉強できない時に隠すのが少し手間と感じました。
公式テキストと紐づけがされていないのも使いにくいと思いました。
解答ページに「公式テキスト○○ページ参照」とか書いてあると、学習効率が上がると思いました(作成される方は大変化とは思いますが…)。
東京以外の会場は試験頻度が少ない
東京に関しては頻繁に実施されていますが、その他の会場は開催回数が少ない(半年に1回程度)ため、不便に感じるかもしれません。
マークシートのマークが大きい
私がこれまでに受験したマークシートの試験の中でマークするサイズが一番大きいかったです。マークシートのマークすることがこんなにしんどいものかとはじめて思いました。
ここは声を大にして言いたいのですが、筆記具は鉛筆もしくはマークシート用の太い芯のシャープペンをおすすめします。
合格後も勉強し続ける必要がある
上の記載した項目とも関連がありますが、SEOの評価基準は頻繁に変更されます。
そのため、検定試験に合格した後も、日々勉強を続け、対策を行い続けなければなりません。
合格したからといってもゴールではありません。
使用した教材と勉強方法(コツ)
使用した教材
公式テキスト(3,320円)、公式問題集(2,320円)のみです(価格はいずれも税別)。
テキスト、問題集は公式サイト、全国大型書店、Amazon、楽天市場等で購入可能です。
Amazon、楽天市場の場合、電子版の方が若干安く購入できますが、公式サイトはPDF版で価格は書籍版と同じです。
私は勉強は紙の方がはかどるので通常の書籍版を購入しました。
公式サイトでは公式テキスト・公式問題集・ダウンロード学習動画・受験料がセットになったパッケージ(ダウンロード学習コース)も販売されています。最短で合格したい人は検討してもよいのではないでしょうか。
SEO検定公式教材(税別価格/2024年7月時点)
級 | 公式テキスト | 公式問題集 | ダウンロード 学習コース |
---|---|---|---|
1級 | 3,320円 | 2,320円 | 20,000円 |
2級 | 2,820円 | 2,320円 | 18,000円 |
3級 | 2,320円 | 2,320円 | 14,000円 |
4級 | 1,980円 | 2,320円 | 12,000円 |
1級は1級から4級まで全てがの試験範囲なのですが、私は1級の公式テキスト・公式問題集のみを使用し、勉強しました。試験当日、見たことのない問題がいくつかあったのは別の級の問題だったと思われます。
合格の確実性を高めたい方はベストは全ての級、最低限として1級と2級の勉強をされた方がいいと思われます。
勉強方法(コツ)
SEO検定以外の資格試験すべてにも言えることですがまず問題を先に解くことです。SEO検定は論述式ではなく四択のマークシート方式なので必ず回答はできます。
ある程度テキストの内容を理解してから問題を解きたい気持ちはわかります。
しかし、どのような問題が出るかがわからない状態でテキストを読んでも、どこが重要なのかはわかりにくいです。
それよりもはじめは間違いだらけでも問題を解いてみる。問題の傾向が少しでもわかった状態でテキストを読むだけで、知識を吸収するスピードが変わるはずです。
問題を先に解くことにより、少し復習するだけでいい問題も見つかるかもしれません。結果的に時間の節約につながります。
公式問題集には過去の問題として2回分(1回80問)が掲載されています。
ある程度実力がついたと思った時、マークシートも印刷し(A4サイズ)、実際に時間を計測して解いてみることをおすすめします。マークするのが意外と大変と気づくと思います。
下のマークシートはイメージです。
私が今まで受験したマークシート試験の中でダントツでマークシートのマークが大きいです。
60分で80問出題されるので結構な速さが求められます。そこにこのマークシートをマークする作業が加わるので、鉛筆もしくは太い芯のシャープペンは必須です。
勉強の進め方
勉強の進め方は下図の通りです。
- 問題集を解く(間違った問題の番号は記録)
- 答え合わせをする
- 問題集で間違った問題をテキストで確認する(※)
※ : 場合によってはインターネットで検索するとさらに良いでしょう
①から③の繰り返しです。公式問題集が全て正解できるようになるまで繰り返します。
その後、公式テキストを何度か読めば大丈夫かと思います。私はその方法で合格しました。
申込みから結果発表までの流れ
「試験の申込み」を参照ください(「試験の申込み🔗」参照)
「勉強方法(コツ)」を参照ください(「勉強方法(コツ)🔗」参照)
「試験当日の流れ・持ち物」を参照ください(「試験当日の流れ・持ち物🔗」参照)
14日以内に郵送で通知
不要
試験の申込み
試験の申込みは公式サイトから24時間受付可能です。
試験直前になると空きがなくなることもあるので、余裕をもって申込みをされることをおすすめします。
申込み・テキストはこちら
受験対策(受験勉強)
「勉強方法(コツ)」を参照ください(「勉強方法(コツ)🔗」参照)
試験当日の流れ・持ち物
受験票はありません。当日は身分証明書と受験する級と名前を受付に伝えるだけで受験できます。
念のため受験番号が確認できた方がいいかもしれません。
- 鉛筆(シャーペン)
- 消しゴム
- 身分証明書
- 受験番号(申込み完了メール)
会場退出時に試験問題は回収されますので自己採点はできません。
ここは声を大にして言いたいのですが、筆記具は鉛筆もしくはマークシート用の太い芯のシャープペンをおすすめします。0.5mmのシャープペンは相当キツイです。
私がこれまでに受験したマークシートの試験の中でマークするサイズが一番大きいかったです。マークシートのマークすることがこんなにしんどいものかとはじめて思いました。
60分で80問出題されるので結構な速さが求められます。
結果発表
試験終了後、2週間以内に郵送にて結果が送付されます。幸運にも合格できましたので認定書と試験結果(成績表)が入ったが郵便物が届きました。
資格更新
資格の更新は不要です。
まとめ
SEO検定の良い点としては下記になります。
- SEOの基礎が学べる
- 知識の証明ができる
- キャリアの発展性が高まる
- 業務・作業効率化が期待できる
- 被リンクがもらえる
インターネットで「SEO検定」を検索すると「意味がない」といったネガティブな情報も見受けられますが、私はこの資格を取得してよかったと実感しています。
理由としては情報過多な現代社会において目にした情報(YouTube、ブログの書き方等のブログ界隈の情報)が本当に必要なものなのか、正しいものなのか、一度冷静に見ることができる目が養われたからと思っています。それはひとえにSEOに関する 基礎的な知識 をSEO検定を通して学ぶことができたからに他なりません。
SEO検定は 即効性のある資格ではありません が 有益な資格 であることは間違いありません。
私がそうだったように実務経験がなくても、公式テキスト・問題集を繰り返し解き、理解すれば合格できる資格だと思います(合格してもまったくもってゴールではありませんが……)。
チャレンジすることにも意味があるので、この記事を参考に合格を目指してみてはいかがでしょうか。
個人で趣味ブログを2021年6月より運営しています。
SEO検定の存在を知ったのが2022年頃。そして、SEO検定を受験することを決め、勉強を始めたのが2023年11月。どうせ受けるなら”1級を目指そう!”と思い、いきなり1級に挑戦。
基本的にブログは朝早起きして行っていました。その時間の一部をSEO検定のために使うことにしました。
当時の状況(SEO検定の勉強開始前)としてはPV数が頭打ち状態でした。
SEO検定を受ける以前にもいろいろとSEO対策は行ってきましたが、最終的にSEO検定合格後PV数は約1.8倍になりました。
実際の「検索パフォーマンス」の一部
試験勉強の以前でも当然いろいろなSEO対策を行っていましたので、すべてがSEO検定のおかげでというとそれも違うと思います。これがSEOの闇です。結果が現れるのにタイムラグがありますし、個人ブログでは1つの施策を試して何もしないということは現実的(本来であれば1つ試して、終わったら次を試してできるのがベスト)ではないので正確な値がわからないというのが実情です。
ただ、繰り返し記載していますが有益な検定試験です。